貸切披露宴会場で叶えるゲスト一人一人への感謝とおもてなし

ウェディングドレスは、
八芳園の衣裳室で決定しました。

年に二回開かれる、ウェディングフェア（9月）
に参加し、自分の好みを知ることからスタート。
その後、12月・2月と衣裳合わせを行い、
運命の一着を決定しました。

ドレスは、cantabella（カンタベッラ）の
シルクサテンオーガンジードレス。
生地の知識もない素人目にも分かる、
見た目のとろんとした生地と、
光沢感のある上品さに惹かれました。

特にバックスタイルがお気に入りです♡
がっつりと背中が空くセクシーなドレスには
やはり抵抗があったのですが、、
いやらしさが全くないのがポイントでした。

肩や腰部分、トレーンにまで施された刺繍が、
さり気ない華やかさを演出してくれていました。
職人さんのこだわりが随所に感じられる、
素敵なドレスに出会えて本当に良かったです。

和装は、ウェディングドレス同様に
八芳園の衣裳室で決定しました。
色打掛は、自分に似合いそうな色味をベースに
フェアを含めて15着以上は試着をしました。

元々、お色直しは和装ではなく、
カラードレスを着るつもりでいたんです。
ですが、庭園の素晴らしい八芳園での結婚式。。徐々に考えも変わってゆき、
“色打掛を着たい！”という気持ちに（笑）

衣裳合わせは主人についてきてもらいましたが、
母にも写真を見せて意見をもらった上で
最終決定をしました。
私のことをよく知っている家族からも、
「似合うね」と言ってもらえて嬉しかったです。

私には、赤のような王道色の色打掛が
似合わないというのもありましたが、
結果的に人と被らない、
珍しい色味の色打掛というのもお気に入りです！

プロフィールブックは、
プレ花嫁時代から気になっていた、
はっぴ本様に製作を依頼しました。

3ヶ月前にデザイナーさんとの打ち合わせ、
資料集めや原稿作成等で
本格的に動き出したのは2ヶ月程前から。
全ての〆切日は、約1週間前でした。

打ち合わせでは、私の方でも
イメージラフを書いて望み、
プロフィールブックに入れたい内容や
イメージを共有させてもらいました！
デザイナーさんからも
たくさんのことをヒアリングしていただき、
どんな内容にするか？を擦り合わせていきました。

最終的に決まったページ構成としては
全12pの冊子で、
・p2…婚約指輪のパロディ広告
・p3…目次
・p4〜p6…インタビュー内容（出会い等）
・p7…special thanks
（アイテムのご協力いただいた方を紹介）
・p8〜p9…TRAVEL MAP
・p10〜p11…席次表＆婚礼料理メニュー
・裏表紙…競馬新聞風（主人の希望）


ポイントとしては、席次表と婚礼メニューを
一緒に盛り込んでもらったこと。
あとは、旅行＆グルメ好き夫婦なので、
旅先での思い出とグルメ紹介は
絶対に載せたい！という強い希望がありました。
主人の希望の裏表紙は、
ゲストにも大変好評だったようです（笑）

待ち時間に読んでもらえたりしたので、
ゲストを退屈させることもなかったのと、
記念にも残るのでお願いして大正解でした！
素敵に仕上げていただけて嬉しかったです♡

ゲストと一緒に何かを作り上げたい。
そんな想いから、ウェルカムツリーを製作。
デザインは、グラフィックデザイナー兼
イラストレーターをしている
夫婦揃って仲良しの友人にお願いしました。

イラストは、当日の衣裳を着ている私たち。
そして、八芳園のシンボルにもなっている、
エターナル（縁のオブジェ）にもなぞらえた
リースをデザインしてもらいました。
ドレスもタキシードも忠実に、
可愛く素敵に描き起こしてもらえて
本当に嬉しかったです♡

ゲストも進んで参加してくれたおかげで、
世界に一つだけのウェルカムツリーが完成。
新居に大切に飾っています。

母が「プレゼントしたい」と言ってくれたブーケ。
ブートニアとセットでcotitoさんに外注しました。
母と一緒に好みのブーケのイメージを探し、
“こんな感じで”といくつかお伝えしました。
あとは、cotitoさんのセンスにお任せして
作っていただきました。

唯一こだわったポイントは、
主人からプロポーズのときに
100本のバラをもらったので、
思い出の花としてバラを入れてもらったことです。

朝イチのお支度中に届いたブーケは、
ナチュラルで可愛らしくて。
cantabellaのドレスとも相性がよくって、
素敵なブーケに大満足でした！
さり気なく、ちっこい白バラさんが
ひょっこり顔を出していたのも可愛かったです♡

ヘアメイクさんたちからも、
「ドレスとの雰囲気もあってますね！」
と好評でした。

ピンク・紫・白の三色をベースに、
お花はダリアや紫陽花を使って
作っていただきました。

プレ花嫁時代に情報収集していたときから
気になっていたルスールカップ。
世界に一つだけのオリジナルカップは、
ゲスト一人一人の名前のイメージに合わせて、
一つ一つが手作りで作られているというこだわり。

私たちは、一切余興などを入れない代わりに、
ゲストには、カップが入った桐箱を
一斉に開けてもらうという、
プチサプライズ演出も込みでやりました。

開けた瞬間、ゲストからはワーッと歓声が。
仲間同士で、お互いにこんな色だったよ〜と
見せ合う姿があちらこちらで見られました。

自分たちの分も用意したのですが、
中にどんな色のカップが入っているのか、
私たちもドキドキしながら開けました♡

ゲストからは、一人一人のカップの色を
私たちが指定したと思われているようですが、
実は私たちも中身は知らず…。笑
「好みの色だった！」「大切に使ってるよ」
といった声が聞けて嬉しかったです。

八芳園の婚礼料理は、美味しさだけでなく、
新郎新婦に合わせたオリジナルメニューの提案や
アレンジを利かせてくださるところが魅力的。

披露宴会場の専用メニューをベースに、
夫婦お互いの出身地にちなんだ食材を使った
“夫婦椀”を取り入れてもらうなど、
オリジナルメニューも作っていただきました。

また、披露宴会場には
専用のオープンキッチンがあり、
ゲストには調理の一部始終が見えるだけでなく、
出来立ての料理を直接提供することが可能。
パフォーマンスの一つとして取り入れた、
ローストビーフのカービングサービスも
ゲストからは大好評でした。

結婚式の感想をゲストからいただいた際に、
第一にあがるのがお料理の美味しさでした。
料理がとっても美味しかった…！！と、
年代問わず、どの層のゲストからも
予想以上の反響が。

特にこだわった部分の一つだったので、
喜んでもらえて本当に嬉しかったです。

前撮りは、ロケーションの素晴らしさと、
デートの思い出の場所、横浜で行いました。
プロフィールブックの制作も依頼した、
「はっぴ本」さんに撮影いただいたものです。

私服での撮影にしたのですが、
衣裳は主人とペアルック風に。
頑張ってDIYした小物類も持ち込みました。
バラのジャイアントフラワーと
LOVE赤い糸は撮影で大活躍！

カメラマンさんの腕と人柄のおかげもあり、
写真が苦手な主人も良い表情をしていて
楽しい撮影になりました。

結婚指輪は、過去に何度か主人から
プレゼントをしてもらった思い出のブランド、
Tiffanyで決めました。

指輪のデザインは、憧れだったミルグレイン。
ベースのデザインは主人とお揃いにし、
私のは一粒石がプラスされたものにしました。

ウェディングドレスの刺繍に合うような
ネイルデザインにしました。
両手の薬指には、バラも描いてもらいました♡

派手めな色が苦手なので、
ベースは、白×薄ピンクと
柔らかいイメージに仕上げてもらいました。

貸切披露宴会場で叶えるゲスト一人一人への感謝とおもてなし

庭園が緑に染まる美しい季節。
ドキドキとワクワクから始まったあの日。
聖歌隊の素晴らしい歌声と生演奏の中、
大切な人たちに見守られながら
誓いをたてることができた挙式。
緊張でいっぱいだったけれど、
幸福な瞬間でした。

披露宴会場は八芳園唯一の、
離れにある貸切会場「白鳳館」にて。
この会場でしか実現できない
おもてなしや演出の数々。
他にはない体験を味わってもらえたようで、
ゲストからもとっても好評でした。

余興を一切入れない代わりに、
ゲストとの歓談時間もたくさん作ることができ、
みんなの笑顔を身近に感じられたことも
幸せでした。

私たちの人生に関わってくれた大切な人たちが、
一斉にあの場にいることが、不思議で幸せで。
本当に胸がいっぱいになりました。

細やかな要望にも一つ一つ応えてくれた、
プランナーさんと八芳園スタッフの皆様。
ここで挙げられて心の底から良かった…と、
結婚式が終わってからしばらく経った今でも
毎日のように感じています。

あっという間に過ぎていった特別な一日は、
一生忘れることのできない、
涙あり笑いありの最幸の日となりました。