「己」 with CRAZY WEDDING

人と違う結婚式がしたい！と
結婚が決まった直後に
CRAZYさんを訪問しました。
過去の事例など見せていただき、その場で即決！

今後のスケジュールなどを伺い
まずは会場とドレスから、ということで
ここから結婚式準備がスタートしました。

色打ち掛けはCRAZYさん提携の
TAKAMIさんでお願いすることにしました。

緑色の打ち掛けにすると決めていたので、
3着試着させていただきましたが
きれいなグラデーションのこちらで満場一致。
内側からのぞく赤色もお気に入りでした。

コンセプト決定のために2時間、
それぞれ自分自身のことを話しました。
お互い知らなかった過去や思いが溢れてきて
時間を大幅にオーバーしてしまいました。

なんで結婚するのか？
なんでこの人なのか？
どんな結婚式にしたいか？
考えるきっかけをいただきました。

NIWAKAさんはセミオーダーなので
GWにデザインを決め、7月に受け取りました。
デザインは「鯨」。
シンプルだけど、すこし凝っているデザインがお気に入りです。

婚約指輪は、お義母さんのものを
リメイクしていただきました。
こちらは伊勢丹でお願いしました。

ゲスト同士も繋がってほしいという思いがあり
同じ樽のお酒を飲み、成就を願う鏡開きをすることにいたしました。

お酒は、夫の友人のご実家の酒蔵
北川本家さんの「富翁」に。

私たちにゆかりのあるものを使いたいと思っていたので
枡は友人に紹介してもらった大橋量器さんの枡に。
ゲストの名前を刻印した「席次枡」にしました。

ドキドキのコンセプト提案。

私たちが頂いたコンセプトは「己」。
漢字一文字だったので、かなり戸惑いましたが
それも私たちらしいなと思いました。

その時いただいたコンセプトシートは
コンセプトのストーリーが書かれていて
結婚式当日まで、なんどもなんども読み返すことに。

CRAZYさんの結婚式は歩き回ることが多いので、ドレスはシンプルに。

色打掛がメインだし、あまり予算をかけたくなかったので
ドレスベネデッタさんのセパレートドレスにしました。
シンプルすぎず、すっきりして見えたかなと思います。

肩周り、背中周りはエステに通って絞りました・・・・！

コンセプトをちゃんと説明したかったのと
二人のことを知ってもらいたくて
プロフィールブックを作ることにしました。

表紙：コンセプト説明
1－2p：自己紹介
3－4p：二人の軌跡・旅行記録
5－6p：席次表
裏表紙：メニュー

にしました。

自分でラフを切って、デザイナーさんと
メールでたくさんのやりとりをしながら完成しました。
直前に行った挙式の写真も、無理を言って入れていただきました。

クリエイターさんにより、装飾の発表。
「己」の世界観をどう表現してくださるのか、
コンセプト発表よりも、どきどき。

頂いたイメージ図が、こちら。
赤というより紅を中心とした装飾。

波動のような木の枝
色々な方向に向かっていて
二人がどれだけ戦ってきたか
を示しています。

二人が高砂に立つと
一筋のレーザーの光が灯ります。

装飾発表を受けて
プロフィールブックや引き出物袋など
装飾のイメージに合わせてこの時期から選び始めました。

プチギフトも、ふたりにゆかりのあるものを。

でも、もらっても嬉しくない、おいしくないお菓子は嫌・・・
ということで

夫の最初の赴任地であり、二人でよくスノボをしに行った
長野県の「八幡屋礒五郎」さんの七味
アニバーサリー缶を作成しました。

実際に愛用していただいている方
知っていたけど使ったことがなかった方
早速今晩使うね！と言ってくれた方

とても喜ばれたプチギフトだったと思います。

最終確認。
司会者さんと一緒に全体の通しリハーサル。
なんとなく思っていた結婚式が、いよいよ具体化。

途中のスピーチや手紙の宿題もいただき、
ここからはスピーチの原稿原稿の日々。

ここまでにほとんどの制作物は完成していたので
原稿に集中できました。

ドレスとヘッドバーツ、そして自分自身がメインなので
ピアスもネックレスも、ベルトも無し。
ネイルも主張なきように、さりげなく。

いつも行っているネイルサロンで、いつものようにお願いしました。
赤いお花がアクセント。

本番3週間前、ヘアメイクリハーサル。
フリーでヘアメイクをされている、知花さんに。
会場装飾にあわせて、ほとんどお任せのつもりでしたが
やっぱり自分のイメージした雰囲気を守りたくて。

かっこいい系の装飾でしたが
かわいい感じにしていただきました。

色打掛の時は、お花いっぱいでふんわりと
くるくるポニーテールでかわいらしく
ドレスの時は、会場に負けないように
ボリューミーなダウンスタイルに、チュール。

自分はなにが好きなのか
どんな結婚式をしたいのか
自分の過去未来、思い
いろいろお話しながら、ヘアメイクも作ってくださいました。

すこし迷っていた部分がすっきりして
ヘアメイクだけではない、気持ちの部分も整理できる
良い時間を過ごさせていただきました。

お色直し再入場は
「ポニーサイクル 」という
馬のぬいぐるみの自転車で。

パロディ的な感じではなく
大まじめに再入場。
BGM:This is me(The gratest show man)

ゲストからは笑いも漏れ
会社でも、今でも「馬の人」と言われるくらいのインパクト。

お子様ゲストが乗って遊べたので
ぐずらなくてよかった、との声も。

私たちらしくて良かったです！

馬に乗りたい！というわたしの願いが叶えられました。
見つかったのが結婚式の二日前だったので
レンタカーで倉庫まで取りに行きました…。

どんな自分になりたいか？の宣言を
垂れ幕にして、ゲストの前で披露。

自分たちの字で
自分たちの言葉で伝えました。

大きな垂れ幕は、結婚式の数週間前に
CRAZYさんのオフィスで巨大毛筆で。

それぞれ何を書いたかは当日まで秘密。
ステキな経験でした。

垂れ幕での宣言を受けて
ゲストの方にもメッセージをいただくことにしました。

せっかく手書きのメッセージをいただくので
それを貼ってウェディングツリーにして
最後に二人の署名を入れ、結婚証明書にしました。

150人分のメッセージ入りシールを貼る
ベースの台紙も巨大！
B1サイズになりました。

シールは、ミドリの色紙用シールに。
ミシン目もついているので、配るのも簡単
シールがついているので、台紙に貼るのも簡単
おすすめです。

「己」 with CRAZY WEDDING

私たちがCRAZY WEDDINGさんに
頂いたコンセプトは
己
でした。

お互いに歩んできた
全く違う人生。
運命的に出会い
一緒になり
誰かのために己を閉ざすのではなく
内なる声に正直に
二人にしかできない未来を創る。

そんな思いが込められています。


人と違う結婚式がしたい！
という思いでCRAZYさんに飛び込みましたが
なぜ結婚をするのか？
なぜ結婚式をするのか？
なぜこの人なのか？
どんな景色を見たいか？

何度も何度も二人で話し合いました。
しっくりこなくて、ぶつかることもありました。
わからなくて、泣くこともありました。

でも、半年間何度も何度も考え、思いを深めたことで
ただ好きだから結婚をする
結婚をするから結婚をする
という流れを超えた
人と違うというより、それぞれ違う
まさに
「人生を変えるほどの結婚式」
となりました。

寶船さんのオープニングアクト
阿波踊りに合わせて入場
ウェルカムスピーチ
垂れ幕で宣言
馬に乗って再入荷
お互いへの誓いの手紙
クロージングスピーチ
そしてフィナーレはサプライズで
私の大好きな桜の花びらで花吹雪。

「不必要」を思ったことはしないことにしたので、
結婚式の定番でも、必要ないと思った演出は省きました。
ケーキ入刀も、ファーストバイトも、花嫁の手紙も無し。
高砂も、椅子は無し。
みんなが席を立って高砂に来てくれて、
ゲストとの距離が近い結婚式になりました。

花嫁は静かにニコニコ座っているだけではなく
自分たちの言葉でゲストと交流する
ゲストに楽しんでいただき、私たちもたくさん楽しむ。

プロデューサーさん、クリエイターさんだけでなく
ドレス試着に行った際も、ご担当の方から「コンセプトはなんですか？」と聞いていただき
みんなでコンセプトを共有し
みんなで作り上げた結婚式までの日々そのものが
「一生の思い出」となる結婚式だったと思います。

そして、そのご縁は今も続いています。
結婚とは、人生そのものだなぁと、感じるきっかけをいただいた
CRAZY WEDDINGさんと
関係してくださった全ての方々に感謝致します。


photo by Collect Moments
（一部、私たちが撮影した写真もあります）